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月1万~10万円の不労所得を稼ぐおすすめの方法8選!注意点もあわせて解説
月1万~10万円の不労所得を稼ぐおすすめの方法8選!注意点もあわせて解説
「不労所得」という言葉の響きに魅力を感じる人は多いでしょう。高額な不労所得を得るのは難しくても、月1万~10万円ほどならば稼げるチャンスを得られるかもしれません。
本記事では、未経験でも不労所得を稼げるおすすめの方法を8つご紹介します。注意点も含めて確認し、自身にあった方法を見つけましょう。
月1万円の不労所得を稼ぐのは簡単?
不労所得とは、収入を得るための努力や行動を起こさずに得る収入を指します。通常収入は労働に対して得られるものですので、一般的な稼ぎ方とはまったく異なります。
しかし、月1万円程度の不労所得ならば得られるチャンスはありそうですが、実際にはどうなのでしょうか。そこで不労所得を稼ぐのは簡単かどうかから解説します。
最初から不労で稼ぐことはできない
結論からお伝えすると、最初から不労所得を稼ぐことはできません。不労所得を得るには、何らかの形で投資を行うか、スキルを生かしながら不労所得を生むための下地を作る必要があります。まったく何もせずにいきなり収入を得ることは不可能なので、不労所得でも収入を得るための努力は不可欠です。
まとまった自己資金が必要な場合が多い
不労所得の代表例として、「利息や配当の徴収」があります。これは銀行や投資会社にお金を預けて利息を得たり、投資を行って定期的な配当や収入を得たりする方法です。
しかし、この方法で利益を得るためにはまとまった自己資金が必要になります。たとえば普通預金で利息を得たい場合、現在の金利は0.001%が相場ですから、月1万円=年間12万円の不労所得を得るためには、単純計算で12億円もの預金が必要です。
勉強による知識・スキルアップを継続する必要がある
継続的に不労所得を得るには、勉強による知識・スキルアップを続ける必要があります。現代社会の仕組みは目まぐるしく変化しており、時代の流れに沿わなければ収入源が絶たれるリスクがあるためです。これも不労所得を得ることが簡単とは言えない理由の1つと言えるでしょう。
リスクを伴う場合もある
より効率的に不労所得を得るための代表的な方法には「投資」がありますが、投資にはリスクが付き物で、最悪の場合は元本割れを起こす可能性もあります。
たとえば株式投資やFXの場合、実際に持っているお金以上の金額を投資に回す信用取引が可能ですが、これに失敗して借金を作ってしまう人もいます。同じ投資に乗り出すにしても、できるだけリスクの低い「不動産投資」を選ぶなど、リスク管理を徹底する必要があります。
月1万~10万円の不労所得を稼ぐおすすめの方法
月1万~10万円の不労所得を稼ぎたい人におすすめの方法を8つピックアップしました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説しますので、ご自身にあった方法を探してください。
<月1万~10万円の不労所得を稼ぐおすすめの方法>
- ・不動産投資
- ・債券投資
- ・株式投資
- ・FX
- ・動画配信
- ・暗号資産
- ・アフィリエイト
- ・自動販売機・外貨両替機
不動産投資
賃貸用の不動産を購入して入居者に貸し、家賃収入を得る方法です。管理業務は専門の会社に任せられるため、物件の購入後はほぼノータッチで不労所得を得られる可能性があります。
家賃収入から維持費を差し引いた金額が利益になるため、仮に家賃が8万円で維持費が7万円の場合、月1万の不労所得が手に入ります。ただし、入居者が見つからなければ収入源が絶たれてしまうリスクや家賃滞納などのリスクがある点には注意すべきです。
債券投資
債券とは、国や企業が個人からお金を借りるために発行する有価証券です。国が発行する債券を「国債」、企業が発行する債券を「社債」と呼び、投資している間は利子を受け取れます。
特に国債は国の借金であることから、指定期間の経過後は無事に返済される可能性が極めて高く、株式投資やFXと比べてリスクが低い点がメリットです。ただし利息は低めに設定されており、月1万の不労所得を得るには高額な投資が必要になります。
株式投資
国内外の株式を購入し、売買益や配当によって収入を得る方法です。成功すれば、配当による利益を確保した状態で売買益まで得られる可能性があり、企業の成長度合いによっては少ない投資でも高額なリターンを見込めます。
ただし、業績によっては配当が出ない「無配」に修正される可能性があることや、売買時に損失を出すリスクがある点には注意しなければなりません。特に信用取引に挑戦して失敗した場合には、借金を負うリスクもあります。
FX
為替の変動から利益を得る投資方法です。為替の取引時間は株式投資と比べて長いため、日中は株取引ができない会社員でもFXならやりやすいです。
注意点は株式投資と同じく、元本割れのリスクがあることです。高いレバレッジで為替取引を行った場合には借金を負うリスクがあります。また取引の大部分をリアルタイムで管理する手間がかかるため、不労所得とは言い難いです。
動画配信
YouTubeやTikTokなどに動画を投稿して、広告料などから収入を得る方法です。動画再生数が多い投稿者やフォロワーが多い投稿者ほど稼ぎやすく、場合によっては企業からの案件を受けられることもあります。
配信者としてヒットすれば高額な収入を得ることができ、過去に投稿した動画からも収益を上げられる可能性もあります。しかし競合相手が多いため、月1万の収入を得るのは容易ではなく、収益化を実現させるには多くの労力と時間が必要です。
暗号資産
ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)を運用する方法です。稼ぐ仕組みは株式投資と変わらず、保有している暗号資産の価値が上がり、売却益を出すことで不労所得を得られます。
暗号資産は急激に価値を上げるケースもあり、なんと少額の投資から1億円以上の利益を上げる人も多く存在します。夢のある話ではありますが、投資としては極めて不安定であり、急落するケースも散見されていますので、投資するかどうかは慎重に検討しましょう。
アフィリエイト
特定のサービスや商品を自身のWebサイトやSNS上で宣伝し、それを見た人が広告をクリックしたり、商品やサービスを購入したりする度に利益を得られる方法です。アフィリエイトは無料で始められるため、投資のように元本割れのリスクがありません。
しかし競合相手となるアフィリエイターはかなり多いため、アクセス数の多いサイトに勝たなければ収入はあまり得られません。また利益を得るために記事を書くなどの手間がかかるほか、成果報酬型のため収入が確約されていないことがデメリットです。
自動販売機・外貨両替機
自動販売機や外貨両替機を設置して、売り上げに応じたマージンを受け取る方法です。設置時に初期費用がかかりますが、基本的には放置しているだけで売り上げを得られます。
ただし、機械を稼働させるための電気代はオーナー持ちになる場合が多いほか、設置場所が必要になることが欠点です。また、自動販売機の場合はゴミのポイ捨てが問題になるケースも見られるため、定期的な清掃活動が必要になる場合もあります。
不労所得を稼ぐ際の注意点
不労所得を稼ぐ際の注意点として、以下の3点をご紹介します。トラブルを防ぐために、確認しておいてください。
<不労所得を稼ぐ際の注意点>
- ・会社の就業規則に違反しないか確認する
- ・本業に支障が出ない範囲で行う
- ・月20万以上稼ぐと確定申告が必要になる
会社の就業規則に違反しないか確認する
会社によっては副業を認めておらず、不労所得を得るために始めた活動が就業規則に違反する可能性があります。最悪の場合、懲戒処分を受ける可能性もあるため、事前に上司や担当者に相談しましょう。特に公務員の場合では、副業は原則として認められていません。
本業に支障が出ない範囲で行う
不労所得を得るための活動は、本業に支障が出ない範囲で行いましょう。副業に勤しむあまり本業がおろそかになると、会社や上司からの評価を落としてしまいます。将来の出世に響く可能性もありますので、あくまでも本業をメインとして行うことを心がけましょう。
年20万以上稼ぐと確定申告が必要になる
不労所得とはいえ、収入であることには変わりありません。そのため年間で20万円以上を稼ぐと確定申告が必要になり、これを怠ると申告漏れや脱税を指摘される恐れがあるため要注意です。確定申告は、原則として収入を得た翌年の2月16日~3月15日の間に行いましょう。
まとめ
月1万~10万円といった少額だとしても、不労所得を得るには多額の自己資金や努力が必要です。方法によっては元本割れなどのリスクも生じるため、十分注意しましょう。初心者で投資による不労所得を得たい場合は、資産価値が安定していて、専門の会社に管理を任せられる不動産投資がおすすめです。