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投資家に向いている人・向いていない人の特徴を解説!自分自身を診断してみよう
不動産投資を検討している人の中には、自分自身が投資家に向いているかわからないことから一歩踏み出せない人もいるでしょう。そこで本記事では、投資家に向いている人・向いていない人の特徴を8つずつご紹介します。ご自身の性格や考え方と照らし合わせて、投資家としての適性があるかどうか診断してみましょう。
投資家に向いている人の特徴8つ
投資家に向いている人には、以下の8つの特徴が挙げられます。
<投資家に向いている人の特徴8つ>
- ・好奇心旺盛である
- ・自分の判断で行動できる
- ・長期的な視点をもって考えられる
- ・日々勉強を続けることに抵抗がない
- ・堅実にお金をためたい
- ・貯金が増えていくのが好き
- ・お金への執着がない
- ・一度失敗しても挫けず切り替えられる
こういった人物に投資家としての適性がある理由を解説していきます。
好奇心旺盛である
好奇心旺盛な人は、投資に向いています。物件に関する情報収集からリスクマネジメントまで、投資を成功させるためには、多くの物事を学ばなければなりません。また不動産相場や需要の高い物件の特徴は時代によって異なるため、好奇心旺盛な人ほど時代に合った投資がしやすくなります。
自分の判断で行動できる
自分の判断で行動・決断できる能力も必要です。誤った情報に流されると利益を出すチャンスを失う恐れがありますので、情報の正誤を判断するスキルも求められます。
長期的な視点をもって考えられる
不動産投資は長期的に行うことが一般的です。投資直後に儲けが出なくても、数十年後には利益が出ている可能性もあります。そのため、たとえ一時的に不動産価格が下落したとしても、長期的な視点で投資できる人の方が成功しやすいでしょう。
日々勉強を続けることに抵抗がない
投資に対する勉強を続けられる人にも、投資家としての適性が高いです。不動産投資においては多くの知識が必要ですので、物件の管理から税金対策まであらゆる事項に関して学び続けられる人の方が有利です。
堅実にお金をためたい
堅実でギャンブル的なお金の使い方を好まない人も、投資家に向いています。ギャンブルは少ない資金で巨額の利益を得られる場合がありますが、投資ではそのような現象はまず起こりません。不動産投資は「一発当てたい」という人よりも、「確実にコツコツとお金を増やしたい」と考える人におすすめです。
貯金が増えていくのが好き
貯金残高が増えていくことに幸せを感じるタイプの人も、不動産投資で成功しやすいでしょう。不動産を運用している間は、固定資産税やローンの返済など多くの支出が発生します。大規模修繕などで予定外の支出が発生することもあるため、入ったお金をすぐに使わずためておける人の方が有利です。
お金への執着がない
投資家として成功する人ほど、お金への執着があまりない点も特徴です。投資では余剰資金を使う場合が良くありますが、お金に執着しすぎる人は貯蓄の大半を投資に回すリスキーな運用をしがちですので、空室リスクが発生したときなどに投資を破綻させてしまう確率が高いと言えます。
一度失敗しても挫けず切り替えられる
投資には失敗が付き物です。たとえ失敗したとしても、そこで得たノウハウを次の投資に生かせば、成功する確率が上がります。ポジティブシンキングで切り替えが早い人ほど不動産投資との相性が良いのです。
投資家に向いていない人の特徴8つ
次に投資家に向いていない人の特徴を8つリストアップしました。
<投資家に向いていない人の特徴8つ>
- ・計画性がない
- ・物事に一喜一憂しやすい
- ・目先の利益にとらわれてしまう
- ・ギャンブル好きである
- ・あまり良く考えず行動に移しやすい
- ・人の意見に流されやすい
- ・お金に困っている
- ・引き際を見極められない
心当たりがある場合は伸びしろとして考えて、今後の投資の参考にしてください。
計画性がない
無計画な人は、不動産投資に向いていません。不動産投資で利益が確定するのは運用した物件を売却する瞬間ですので、出口戦略までを見据えた計画性が求められます。気まぐれや一時の感情で決断を下すタイプは、損をする可能性が高いため注意しましょう。
物事に一喜一憂しやすい
物事に一喜一憂しやすく、焦りやすい人も注意が必要です。たとえば数ヶ月間も入居者が決まらなければ、適切な投資ができているのか不安になるのも無理はありません。しかし慌てて売却のタイミングを誤ると、将来的に得られていたはずの利益を逃してしまうケースもあります。
目先の利益にとらわれてしまう
目先の利益にとらわれやすい人も、投資に向いているとは言えません。たとえば新築物件の場合、購入直後は強気の家賃設定でも集客を見込めますが、築年数の経過とともに家賃の値下げが必要になります。将来的なキャッシュフローも見極めながら投資を行わなければ、最終的に失敗する恐れが高くなってしまうのです。
ギャンブル好きである
投資はギャンブルではなく、コツコツと貯金を作る目的で行うものです。不動産投資の場合、ギャンブルのように「起死回生」「一発逆転」で利益を出せる見込みはほぼありません。ハイリスク・ハイリターンを好む人は、投資との相性が良いとは言えないため注意しましょう。
あまり良く考えず行動に移しやすい
深く考えずに行動する人も、不動産投資に向いていません。物件を保有し続けるにしても、損切りをして売却するにしても、その決断には根拠が必要です。当たって砕けるような場当たり的な取引を行ってしまうと教訓を得られないため、次の投資でも失敗する確率が高くなるでしょう。
人の意見に流されやすい
人の意見に左右されやすい人も、投資を始める際は注意しましょう。「営業マンが強くすすめてきたから」などの理由だけで物件を購入したり、「〇〇さんが不動産は来年暴落すると言っていたから」などの理由で売却したりすると、思わぬ損失を発生させてしまいかねません。
お金に困っている
お金に困っている人は、本来ならば手持ちの資金のほとんどを投資に回してしまいがちです。不動産投資では設備が壊れた場合はすぐに修理しなければならず、また入居者が突然退去することもあります。そのようなときに余剰資金を用意していないと、経営に行き詰まりやすいため注意しなければなりません。
引き際を見極められない
投資にも引き際があります。空室が続いて収入が一切なくても、固定資産税やローン返済などの維持費は支払い続けなければなりません。赤字経営をズルズルと続けてしまうと取り返しがつかなくなるほどの損失を出してしまう恐れがあるため、状況に応じて損切りする判断力や決断力が必要です。
投資家に向いている人になるためにできること
優れた投資家を目指すは、以下の点を意識して不動産投資を始めましょう。
<投資家に向いている人になるためにできること>
- ・少額でできる投資から始める
- ・まとまった自己資金をためる
- ・日頃から無駄遣いをしないように習慣づける
- ・投資の勉強をして知識をつける
これらのポイントを重視すべき理由について、わかりやすく解説します。
少額でできる投資から始める
投資のリスクを抑えるために、少額でできる投資から始めましょう。たとえば中古物件なら新築よりも下落リスクを抑えることができ、区分マンション投資なら一棟買いよりもローンの借入額が低くなります。たとえ失敗したとしても最小限のダメージにとどめられるように、少額でできる不動産投資をおすすめします。
まとまった自己資金をためる
まとまった自己資金をためて、ローンの借入額を可能な限り減らしましょう。準備すべき自己資金の目安は、物件の価格に対して10~30%程度です。フルローンやオーバーローンで不動産投資を始めると、毎月のローン返済額が増えてしまい、不動産経営が破綻する確率が高くなってしまいます。
日頃から無駄遣いをしないように習慣づける
日頃の無駄遣いは極力控えて、いざというときに対処できる資金を備えておきましょう。不動産投資では思わぬタイミングで出費が必要になる場合が多く、最悪の場合はローンの返済が滞り、物件が差し押さえられるケースもあります。不動産投資の利益はできるだけ貯蓄に回して、緊急事態に備えることが重要です。
投資の勉強をして知識をつける
不動産相場は世界情勢や需要の変動により常に変動していますので、適切なタイミングを見極めて売買しなければなりません。また入居者を集めたり、長く入居してもらったりするためのノウハウを学ぶ必要があります。書籍や投資成功者によるセミナー、プロへの相談などの手段で投資を勉強して、知識をつけましょう。
まとめ
本記事では、投資家に向いている人・向いていない人の特徴を解説しました。仮に自身の性格が投資向けでなくても、絶対に失敗するわけではありません。「少額投資から始める」「投資の勉強をする」などの基本を守り、失敗しがちな人を反面教師にすれば、不動産投資が成功する確率を高められるでしょう。
株式会社Kコンフィアンスでは、プロの視点からマンション投資のコンサルティングを行っています。希望に合った物件を紹介できるだけでなく、独自の収益シミュレーションも実施しています。実績にもとづいたアドバイスをお伝えしますので、不動産投資に興味があるならばぜひ弊社にご相談ください。