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不動産投資は絶対に儲からない?理由や失敗する人の特徴、成功するためのポイントを解説
不動産投資は絶対に儲からない?理由や失敗する人の特徴、成功するためのポイントを解説
「不動産投資は絶対に儲からない」と言う人がいますが、なぜそのように言われるのでしょうか。確かに残念ながら投資に失敗する人もいますが、投資には「絶対」はあり得ません。
失敗する人の特徴と成功するためのポイントを知っておけば、リスクの低い有益な不動産投資を行えます。本記事で、不動産投資で儲けを出すコツを確認していきましょう。
不動産投資で儲けを出す仕組み
不動産投資では、入居者から家賃収入を得て利益を獲得します。家賃収入が月々の支出を上回れば黒字化でき、儲けを出せるようになります。
不動産投資における主な支出としては、ローンの返済額や管理費、修繕積立金、税金などがあり、この差し引きによって得られる収入の目安は「実質利回り」から判断できます。
不動産投資が儲からないと言われる理由
不動産投資を「絶対に儲からない」と断言する人もいますが、その理由には以下の5つが考えられます。
<不動産投資が儲からないと言われる理由>
- ・短期間で利益を得ることが難しいため
- ・表面利回りと実質利回りに差があるため
- ・さまざまなリスクが存在するため
- ・毎月のローン支払いが負担になるため
- ・急に大きな出費が必要になる場合があるため
それぞれの理由に、本当に根拠があると言えるのかチェックしてみましょう。
短期間で利益を得ることが難しいため
不動産投資は短期間で利益を得るのが難しい投資であり、この点が株式投資やFXなどと異なります。家賃収入はそのまま利益にならず、確保した収入から管理費や修繕積立金、ローンの返済費用などを差し引かなればなりません。そのため投資直後から莫大な収益を得るのは困難ですが、投機的な取引を行わず、コツコツと利益を出したい人に向いています。
表面利回りと実質利回りに差があるため
空室率や維持費を除外して計算した「表面利回り」と、支出を計算に含む「実質利回り」は大きく違う傾向にあります。不動産投資では、家賃収入がそのまま利益になることはありません。実際にどれくらいの利回りを得られるのかを知りたい場合は、実質利回りを確認しましょう。
さまざまなリスクが存在するため
不動産投資には、以下のようなリスクがあります。
<不動産投資の主なリスク>
- ・空室リスク
- ・家賃滞納リスク
- ・下落リスク
- ・災害リスク
- ・修繕リスク
- ・詐欺リスク
空室が続いている限りは家賃収入を得られず、また入居者が決まったとしても家賃滞納が発生すると利益は生まれません。また築年数の経過とともに価値が下落したり、修繕費が想定以上にかかったりするケースもあります。それぞれのリスクを考慮して、なるべくリスクの少ない物件を購入して投資することが重要です。
毎月のローン支払いが負担になるため
不動産投資ローンを利用する場合、完済するまで返済を続けなければいけません。もし空室状態が続いたり、家賃を滞納されたりした場合、ローンの返済が困難になる恐れがあります。ただし、家賃保証会社を利用したり、自己資金比率を高めたりすれば、ある程度リスクは回避できるでしょう。
急に大きな出費が必要になる場合があるため
経年劣化等により設備が壊れた場合、オーナー負担で修繕しなければなりません。たとえば給湯器が壊れたり、エアコンが壊れたりした場合、十万円単位の出費が急に必要になる可能性があります。計画的に貯金を用意して、資金繰りに困らないよう準備しておきましょう。
不動産投資で儲からない人の特徴
不動産投資で儲からない人は、以下のような特徴があります。
<不動産投資で儲からない人の特徴>
- ・不動産投資の勉強や情報収集が足りていない
- ・現実的な目標・計画を立てていない
- ・周辺の賃貸需要や家賃相場を把握していない
- ・新築物件に投資している
- ・節税や保険を目的に不動産投資をしている
なぜこういった人たちは儲けにくいのか、わかりやすく解説しましょう。
不動産投資の勉強や情報収集が足りていない
不労所得を期待しすぎて、不動産投資の勉強や情報収集が足りていない人もいます。有益な情報はコンサルティング会社などから得られますが、投資を成功させる確率を上げるには自分で最低限の知識をつけておきましょう。
現実的な目標・計画を立てていない
計画性がない人や都合の良い計画ばかり立てている人も、投資に失敗しがちです。あらゆるリスクを念頭に置き、突発的なトラブルや支出に対応できる準備を整えている人ほど、リスクを抑えた投資ができます。
周辺の賃貸需要や家賃相場を把握していない
利回りに注目しすぎたせいで、周辺の賃貸需要や家賃相場を度外視にして物件を購入してしまう人もいます。設定した家賃が周辺の相場を上回っている場合には、物件への注目度が低下して空室リスクが上昇するため要注意です。
新築物件に投資している
新築物件は中古と比べて割高で、資産価値もすぐに低下してしまいます。新築物件は誰かが1度でも住んだ時点で資産価値が2割下がると言われています。このように新築物件は長期的に見てリスクが高いため、資産価値が崩れにくい中古物件への投資がおすすめです。
節税や保険を目的に不動産投資をしている
節税につながることや、団体信用生命保険に加入すれば保険代わりになることも不動産投資のメリットですが、これらの利点は積極的に利用すべきものとは言いづらいです。営業マンによるセールストークを鵜呑みにして、投資そのものが赤字になっても損をしないと思い込むのはリスキーですので気をつけましょう。
不動産投資で成功するためのポイント
不動産投資で成功するためのポイントを4つご紹介します。
<不動産投資で成功するためのポイント>
- ・本やセミナーで十分に知識をつける
- ・信頼できる不動産投資会社を見つける
- ・まとまった自己資金を準備する
- ・初心者は中古ワンルームマンション投資から始める
順番にチェックしていきましょう。
本やセミナーで十分に知識をつける
不動産投資で損をする原因は、情報不足・知識不足にあることがほとんどです。本やセミナーを通じて十分な知識をつけ、リスクと稼ぎ方を正しく把握しましょう。
信頼できる不動産投資会社を見つける
不動産投資会社の中には、成約数を重視して詐欺まがいのセールスを行う会社もあります。このような悪徳会社を避けて、信頼できる不動産投資会社を見つけましょう。それらを判別するポイントは、投資のデメリットについても明確に提示して、投資家目線に立った営業を行っているかどうかにあります。
まとまった自己資金を準備する
ローンの返済額が増えると収益を得づらくなり、また資金がショートしやすいため、まとまった自己資金を準備しましょう。また、投資後の支出に備えた貯蓄も必要なため、多めの自己資金を用意できてから投資を行うことをおすすめします。
初心者は中古ワンルームマンション投資から始める
投資初心者には中古ワンルームマンション投資をおすすめします。ワンルームマンションは賃貸需要が高く、割安な価格で好立地・好条件の物件の購入が可能です。また、中古なら下落リスクも最小限に抑えられる点もメリットです。
まとめ
不動産投資が儲からないと言われる理由はいくつかありますが、投資のリスクを正しく知り、それに向けた対策を講じておけば利益を出せます。Kコンフィアンスでは、初心者に適した中古ワンルームマンション投資を中心に優良物件をご紹介しており、物件別のリスクについても詳しく説明しております。不動産投資をご検討中の方は、ぜひ当社をご利用ください。