- 不動産
- 投資
20代から不動産投資を始めるとメリットが多い!失敗しない始め方を解説
20代から不動産投資を始めるとメリットが多い!失敗しない始め方を解説
20代からの不動産投資は、「早すぎる」と感じるかもしれません。しかし、実際には20代だからこそ得られるメリットが多くあります。そこで今回は、20代から不動産投資を始めるメリット・注意点、失敗しないための始め方、そしておすすめの物件タイプをまとめましたので、詳しく解説します。
20代から不動産投資を始めるとメリットが多い!
20代から不動産投資を始めるメリットは、以下の4つです。
<20代から不動産投資を始めるメリット>
- ・長期的な投資計画を立てられる
- ・若いうちから投資の感覚・経験値ができる
- ・定年までにローンを完済できる
- ・一度失敗してもやり直しがきく
順番にチェックしていきましょう。
長期的な投資計画を立てられる
20代から投資を始めれば、生涯でより多くの時間を投資に割けるようになります。たとえば投資により年間100万円の収入を確保し続けられるとしましょう。25歳から75歳まで投資を続けると5,000万円を稼げますが、45歳から75歳までの投資では3,000万円しか稼げません。投資の開始が早ければ早いほど、より多くの利益を上げられる可能性があるのです。
若いうちから投資の感覚・経験値をつけられる
成功しても失敗しても、その経験を今後の投資に生かせます。2・3回目の投資では、初回の投資で学んだ内容から、良かった点は生かして課題は解消してから再投資を行える点がメリットです。
定年までにローンを完済できる
不動産投資に使う資金の一部は、ローンで賄うことが一般的です。20代から投資を始めると、30年前後の長期ローンを組んだとしても、定年退職までに全額を完済できる可能性が高いでしょう。ローン完済後は、諸経費を除く家賃収入の全額を利益として確保できるのがメリットです。
一度失敗してもやり直しがきく
仮に投資で失敗したとしても、若ければ十分やり直しがききます。他の方が20代で遊びに消費するお金を投資で使ったと思えば、さほど大きな痛手にはなりません。30代以降になると結婚・出産、マイホームの購入など大きなイベントが増えるため、20代よりも投資のリスクが高くなるでしょう。
20代から不動産投資を始めるデメリット・注意点
しかし20代から不動産投資を始める場合には、デメリット・注意点として以下の3点に注意しましょう。
<20代から不動産投資を始めるデメリット・注意点>
- ・ローンの審査が通りにくい
- ・借入金額が多くなりやすい
- ・知識不足で失敗してしまうリスクがある
それぞれ順番に解説します。
ローンの審査が通りにくい
不動産ローンの審査では、年収や勤続年数などの属性が重視されます。20代の場合、30代~40代以降の方と比べていずれも不利になりやすく、ローンの審査に通りにくい点がデメリットです。
借入金額が多くなりやすい
一般論として、20代の方は自己資金の確保に苦労しがちです。そのため、投資資金の大半をローンで賄わざるを得ないケースが多く、借入金額が増えてしまいます。
知識不足で失敗してしまうリスクがある
ノウハウ面でも、ベテラン投資家と比べて20代ではやや不利です。失敗したとしても、良い経験として次回の投資に生かせる点ややり直しがききやすい年代である点はメリットですが、慎重に投資したいならば、勉強を重ねながら投資すべきタイミングを待つと良いでしょう。
20代の不動産投資で失敗しないための始め方
20代の不動産投資で失敗しないためのポイントとして、以下の4点をご紹介します。
<20代の不動産投資で失敗しないための始め方>
- ・不動産投資の知識を十分につける
- ・まとまった自己資金を準備する
- ・ワンルームマンションなど小規模な物件から始める
- ・甘い話や勧誘に左右されない
分かりやすく解説しますので、順番に確認していきましょう。
不動産投資の知識を十分につける
不動産投資会社を利用すると有益な物件の情報を得られますが、事前に不動産投資についてある程度の知識をつけておくことが大切です。特に以下のポイントは、いずれも不動産投資を行う上で重要な要素になります。
<不動産投資を始める前につけておきたい知識>
- ・利回りの種類
- ・管理費や修繕積立金、各種修繕費・保険料など支出の種類と金額
- ・所得税など税金の種類や減税などの制度
不動産投資では運用中の支出も多く、家賃収入の全額が利益になるわけではありません。特に税金の滞納は許されず、どの程度の納税が発生するのか正確に把握する必要があります。広告等に掲載されている利回りは、これらの支出が考慮されない「表面利回り」の場合が多いため要注意です。
まとまった自己資金を準備する
不動産投資ローンに依存せずに済むように、まとまった自己資金を準備しましょう。必要資金のほとんどまたは全額をローンで賄う「フルローン」や「オーバーローン」の利用はおすすめしません。
<主なローンの種類>
- ・フルローン⋯⋯不動産価格の全額を借り入れるローン
- ・オーバーローン⋯⋯不動産価格と諸費用を全額借り入れるローン
不動産を取得する際は、仲介手数料や印紙代、税金がかかり、諸費用の目安は不動産価格の3%です。オーバーローンなら自己資金0円でも不動産投資を始められますが、月々の返済額と合計の返済額が増えるため注意しなければなりません。
ワンルームマンションなど小規模な物件から始める
20代から不動産投資を始める場合は、ワンルームマンションなどの小規模な物件の購入がおすすめです。ワンルームマンションなら不動産価格が比較的安く、ローンの返済額も少ないため、無理なく運用を続けられる可能性が高いでしょう。
一方、一棟アパート・マンションやファミリータイプなど大規模な物件は不動産価格が高く、投資を始める際のリスクも上昇します。空室が続いたり、家賃を滞納されたりして想定収入を得られなくなった場合、高額なローンの返済に苦労するため要注意です。
甘い話や勧誘に左右されない
ブログなどの体験談を見ていると、自称「投資成功者」が不動産のセールスやセミナーへの勧誘を行っているケースがあります。しかし、不動産投資にはリスクが付き物であり、甘い言葉ばかりを並べて勧誘してくる業者などには要注意です。リスクについても明確に説明してくれる、優秀な不動産会社を利用しましょう。
20代の不動産投資なら「都心部の中古ワンルームマンション」がおすすめ!
20代から不動産投資を始めるなら「都心部の中古ワンルームマンション」の購入がおすすめです。その理由をまとめましたので、ご覧ください。
<都心部の中古ワンルームマンションをおすすめする理由>
- ・一等地の物件を安く購入しやすい
- ・需要が高いため退去された後も新しい入居者を見つけやすい
- ・小規模なため管理しやすい
空室リスクを避けるためには、需要が高い一等地の物件に投資する点が重要です。一等地の不動産価格は高くなりがちですが、中古のワンルームマンションなら一等地の物件も安く購入するチャンスがあります。小規模物件なら管理の手間もかかりにくく、初めて不動産投資をする方におすすめです。
まとめ
20代から不動産投資を始めれば、長期的な投資計画を立ててローンも定年までに完済できます。特に都心部の中古ワンルームマンションは、20代で初めて不動産投資を始める方に最適です。リスクを抑えながらうまく投資を行い、将来に向けた資産形成を進めましょう。