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主婦の方にこそ不動産投資はおすすめ!始め方、注意点まで詳しく解説

主婦の方にこそ不動産投資はおすすめ!始め方、注意点まで詳しく解説

ダイニングテーブルでパソコンで作業をする様子

「老後資金の準備として不動産投資に興味があるけれど、資金の準備などどうすれば良いのか分からない」と悩んでいる主婦の方もいらっしゃるかと思います。しかし、実際には女性で不動産投資家として名を知られる方も少なくありません。

 

そこで本記事では、自分でも老後資金を準備したいと考えている専業主婦の方のために、主婦が不動産投資を始める方法や具体的なアイデアなどを解説していきます。

 

主婦の方に不動産投資をおすすめできる5つの理由

家族の生活がうまく回るようにいつもがんばっている主婦の方だからこそ、不動産投資をおすすめしたい理由は以下の5つです。

 

①会社勤めをせずに収入を得られる

家族の仕事や学業などの予定を優先せざるを得ない専業主婦の方や、パート勤務の兼業主婦の方は多いでしょう。その点、不動産投資の運用では通勤や同僚へのシフト交換などの依頼は不要なので手間がかかりません。会社勤めで通勤時間を割いたり、シフトに縛られたりすることなく収入を得られる点が魅力です。

 

②物件をじっくりと見極めて選べる

家族の予定を優先せざるを得ない主婦だからこそ、スキマ時間を見つけることが上手なはずです。不動産投資は自分が運用管理しやすく、立地と価格のバランスが取れた物件を探すことから始まります。スキマ時間の捻出のプロである主婦にとっては、物件探しが重要である不動産投資はまさにぴったりだといえます。

 

③心の余裕をもって投資ができる

主婦の方が不動産投資を始める際には、金融機関から融資を受ける際には夫名義でローンを組む、または夫の年収や親の資産を審査対象としてローンを組むことが多いです。安定した収入のある夫や、資産のある親が後ろ盾となってくれれば、審査に通らないリスクが減るでしょう。

 

④トラブルがあった際もすぐに対応しやすい

とくに専業主婦の方は自宅にいる時間が長いため、運用中の物件で何かトラブルがあった場合に、管理会社が連絡を付けやすいメリットがあります。水漏れ、設備の故障など、迅速な対応が迫られるトラブルは早めの対処が肝心です。

 

⑤生命保険代わりになる

主婦の方が夫名義で不動産投資ローンを組み物件を購入した場合、金融機関が保険契約者、夫が被保険者の団体信用生命保険(団信)に加入します。ローン返済期間中に夫が死亡または高度障害状態となった場合には、団信によってローン残債がなくなり、不動産という資産と家賃収入だけが残ります。

 

主婦の不動産投資、どうやって始める?

マンションの内覧をする主婦の様子

では、主婦の方が不動産投資を始める場合の具体的な流れは、以下の6つのステップです。

 

①不動産投資の勉強をして基本知識を身につける

まずは主婦の不動産投資家のブログや書籍などを見つけ、不動産投資の基本知識を身につけるところから始めましょう。大家さん経験者ならではのメリットや注意点を知ることで、失敗を回避できる可能性が高くなります。

 

②不動産投資会社やセミナーで情報収集をする

多くの不動産投資会社が不動産投資セミナーを開催しています。初心者向けセミナーでは基本的な知識のほか、個別相談に乗ってもらえます。また経験者向けセミナーでは、先輩オーナーの経験談や最新情報などをゲットできます。

 

③物件を選ぶ

投資用物件を購入する際には、不動産投資会社を通して行うのが一般的です。投資用物件にはワンルームマンションを始め複数の種類があり、さらに中古or新築、立地条件などの点でも、購入価格や運用中の費用が大きく変わってきます。

 

④金融機関で不動産投資ローンの審査を受ける

不動産投資を行う方のうち大多数が、不動産投資ローンを利用しています。主婦の方の不動産投資ローンについては、のちほどさらに詳しく解説します。

 

⑤不動産売買契約を行う

不動産投資会社を仲介人として、売主との間で不動産売買契約を締結します。契約書類は事前にもらえますので、内容や条件をしっかりと確認し、お互いに合意の上で契約を結ぶようにしましょう。

 

⑥空室が出ないように安定した経営をする

管理会社に清掃、入居者対応などの日常的な業務は委託できます。退去者が出た場合はすぐに入居者の募集を始めましょう。空白期間を短くして、安定した賃貸経営を目指しましょう。

 

不動産投資の種類

新築低層マンションのきれいな外観

主婦の方が不動産投資を行う際には、どのような物件が向いているのでしょうか。不動産投資の種類は、以下の3つに分けられます。

 

区分マンション投資

マンション一戸を賃貸に出すのが、「区分マンション投資」と呼ばれるものです。他の物件に比べると物件価格も手頃であり、とくに中古の区分マンションは投資初心者に人気があります。初めての場合には、立地・入居率が良い都心のワンルームマンションから始めてみるのがおすすめです。

 

一棟マンション投資

マンションを一棟丸ごと購入して運用する投資方法です。区分マンション投資と比べると、空室リスクに対する不安は少ないといえます。ただし、物件価格が高価であることから初期費用が高くなり、維持費もかかるため、難易度は高いです。

 

戸建て投資

一戸建ての住宅を賃貸に出すのが「戸建て投資」です。立地の良い戸建て住宅はファミリー世帯に人気があり、入居期間も長めですので、空室率が低いといえます。注意したいのは、修繕費がかさむ場合がある点です。

 

主婦が不動産投資をする際の注意点

電卓で計算をしながらパソコンを打つ様子

最後に、主婦の方が不動産投資を始める際に知っておきたい注意点をご紹介します。

 

ローンの審査に通過しにくい場合がある

主婦の方だけに限りませんが、無収入または年収が低い方は、不動産投資ローンの審査に通りにくいです。そんな時は、以下の4つの方法で対策できます。

 

  • ・夫の年収等を審査の対象とする
  • ・属性を高める(自己資産を多く準備する、保証人を立てる、借入金をしない、再就職する等)
  • ・収益性の高い物件を選ぶ(担保評価が高くなる)
  • ・日本政策金融公庫の「女性、若者/シニア起業家支援資金」を利用する(融資限度額7,200万円)

 

税金・保険料が増える可能性がある

専業主婦やパート勤務の主婦の中には、夫の扶養に入っている方も多く、会社から扶養手当が出たり年金や健康保険の保険料が免除されたりするなどのメリットを受けているでしょう。ただし、夫の被扶養者となるには収入制限があり、不動産所得の金額によっては夫の扶養から抜けなければなりません。

 

  • ・一定規模以上の会社でパート勤務している主婦の場合
    年収106万円以上で会社の社会保険に加入する
  • ・専業主婦の場合
    不動産所得の年収が130万円以上で、夫の扶養から抜ける
    (国民健康保険と国民年金保険料を自分で納付する)

 

不動産収入が増え、年収が上記の額を上回ったら、税務署に開業届・青色申告承認申請書を提出しましょう。青色申告特別控除が適用されますので、節税できます。

 

まとめ

スキマ時間を見つけるのが上手な専業主婦やパート主婦の方でも、さまざまな方法を組み合わせて資金計画を立てれば、不動産投資を始められます。ご紹介した対策から自分に合ったものを見つけて、ぜひ不動産投資にチャレンジしてください。

 

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